腎臓・肝臓の悪い人は青汁を控えよう

更新日：2016年11月10日

もうクーラーがなくては寝苦しい青汁探検隊のエミ隊長です。

先日青汁の摂取目安は守って飲んで欲しいとお伝えしましたが…

腎臓や肝臓が弱い人も控えたほうが良いんです。

その理由について説明しますね。

腎臓や肝臓が悪い方は高カリウム血症になりやすい

カリウムは・・・

体内のナトリウム量を一定にする栄養素のひとつで高血圧を抑えたり、夏バテ防止効果もあり、身体にとって大事な栄養素です。

しかし腎臓・肝臓の悪い方や摂取量増えた場合に高カリウム血症になってしまうことがあります。

高カリウム血症とは・・・

血中のカリウムの濃度があがってしまう電解質代謝異常症のひとつ上がりすぎた場合は人体に悪影響を及ぼすことがある。

カリウムを摂れば摂るほど良いというわけではありません。

摂取量を守って正しく飲んでくださいね。

高カリウム血症の症状は・・・

四肢の痺れ・不整脈、頻脈・筋力低下・吐き気

などが上げられます。

そのまま放置しておくと致死性不整脈から心停止に至る可能性あり、最悪の場合は死に至ります。

カリウムは正常な腎臓や肝臓の方なら摂り過ぎた場合は体外へうまく排出されるため高カリウム血症になりにくいのですが、

腎臓や肝臓の機能が著しく低下している方は体外にうまく排出することができず体内に溜め込んでしまいます。

それに伴い吐き気や痺れなどが起きてきて最悪の場合不整脈等で死に至ったりもします。

腎臓や肝臓が弱い方は青汁の摂取は控えたほうがよいでしょう。

腎臓・肝臓に不安のない方は普通に青汁を摂取して問題ないです。

では、カリウムの摂取目安をここで紹介したいと思います。

カリウムの1日の摂取目安量は

とされています。

ただし成長期(15歳～17歳)の方は2700mg摂取したほうが良いとされています。

日本人はカリウム不足ですので積極的に摂取したほうが良いでしょう！

1日2000～2500mgのカリウムを摂取しないといけないのに実際の青汁で摂取できる量は

青汁1杯…20～200mg程です。

基本的な青汁1杯ではこの程度のカリウム量になります。

青汁だけでは満足にカリウムを補給することができないのでカリウムが豊富な食品類を紹介しておきます。

上記を目安にしてください。

カリウムの量はかなり不足していると思いますので腎臓や肝臓が正常な方は気にせずどんどん摂取するべきです。

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